四国歩き遍路 14日目 金剛頂寺宿坊、夕食の料理が半端ない!
更新2020年8月21日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
14日目の行程
民宿ロッジおざき⇒第24番最御崎寺⇒第25番津照寺⇒第26番金剛頂寺⇒金剛頂寺宿坊
民宿ロッジおざき
遍路をしていると早起きになる
宿の朝食は早い
だから自然と早朝に目覚める習慣がつく
毎日疲れているので、眠むるのはあっという間だ
睡眠が深い
だから、早起きが、苦になることはない
それに、朝から歩かなければという気力が早起きを後押しする
この日は特に朝早く目が覚めた
部屋の前には太平洋が広がっていた
晴天ならば朝日が見えるのでは・・・
そう思ってカーテンを引くと
予想はズバリ当たった
朝食のため部屋から1階に降りると、山茶花、生本旅館と同宿だったIさんが居た
ほとんどの遍路はもう出発していた
最後はIさんとふたりだけの食事となった
2階の部屋に戻り、準備を整えて、出発する
玄関に靴がまだ残っている
またIさんが最後だ
第24番最御崎寺
今日は久しぶりに目的地がお寺だ
朝から何だかウキウキする
ただ国道を歩くだけではつまらない
少し寄り道をしょう
そう思って御蔵洞へ行く
弘法大師修行の地は、立ち入り禁止になっていた
歩いていると、室戸岬とある
えっ、これが室戸岬!
思っていた感じと全然違う
なんか味気ない
お寺から灯台まではすぐそこだった
灯台から見た太平洋がこの写真
室戸岬の雰囲気を充分に味わう
やっぱり、あの看板と岩だけでは雰囲気がでない
第25番津照寺
朱色の山門をくぐると、長い急こう配の階段が待ち受ける
第26番金剛頂寺
明日泊まる予定の「ホテルなはり」の割引券がお寺に置いてあるという
幸いなことに今日の泊まりは、金剛頂寺宿坊
ゆっくり探せばいい
いつも、へんろ道案内には助けられている
へんろシールやへんろ札、へんろ道石柱など様々な道案内
これらの道案内なしでは、順調に四国遍路を巡ることができない
遍路地図も必需品ではある
しかしこの地図だけで、四国遍路を歩くのは至難の業だ
今はグーグル・マップもある
ありがたいと思わなければいけない
金剛頂寺宿坊
また一番乗りだ
大きな風呂に独りだけ
ここぞとばかりに、ゆっくり浸かる
風呂から出て、のんびりと洗濯
部屋はかなり広い
ひとりで泊まるのが、もったいないくらいに
宿坊は本来団体専用なんだろうなと思う
無料券のことを宿坊のひとに聞いた
納経所にあったはずです
こちらの記憶と違うことをいう
見落としたか
納経所に行ってみるがなかった
誰かに先を越されてしまったのか
ここの夕食も豪華だった
中華料理店にあるようなテーブルに宿泊者4名が座る
回転テーブルの上には、カツオのたたきなど大皿に乗った料理がすでに数皿置かれている
各自の料理も一人前づつテーブルに並べてくれる
目の前は料理の乗った皿だらけだ
その上、住職の奥さんが、これも食べてと追加で料理を運んでくれる
空いたところに置いていく
手前に並べられた料理から手をつける
あとから来たので写真はないが、白飯、赤飯、素麺の汁物にデザートまであった
大皿の料理にも少しずつ手を付ける
が、なにしろ量が多すぎる
4人しかいないのだ
だめだ、もう食べられない
ギブアップだ
食堂のテーブルに並ぶ料理を見て、今夜はビールを頼まなかった
正解だった
他の遍路は席に着くと、即アルコールを頼んでいた
だから料理の方は早々とリタイヤし、箸を置いている
こんなに腹が膨れた状態でお勤めは大丈夫か
すこし心配になる
そういえば案内もなかった
他の遍路はアルコール漬けで気にならないのか
住職の奥さんに聞いてみた
うちは5名以下だとお勤めはしないんです
ゆっくりしてください
みんなから安堵の声がもれた