更新2020年8月22日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
15日目の行程
金剛頂寺宿坊⇒ホテルなはり
金剛頂寺宿坊
昨日あれだけ食べても、朝には腹が減る
朝食が待ち遠しかった
今日はいつもよりゆったりとした行程だ
また、どこかに寄り道したい
住職の奥さんに聞いた
不動岩付近で空海は修行したらしい
近そうなので行ってみることにした
ホテルなはり
どっちへ行けばいいのか
間違いやすい案内
直進が正しいことを、身をもって知った
これも修行か
ここに不動堂があり、その裏手が海岸になる
金剛頂寺はその昔、女人禁制だったため、女性は不動堂にお参りしたという
祠がまつられている
空海の足跡発見!
海岸には修行にふさわしい岩がたくさんある
この付近は短い遊歩道が整備されているので散策に最適
ここは大昔、海底だったらしい
階段を下りると海底だったことが体験できるそうだ
行かなかったけど
もう奈半利町に来てしまった
このペースならこのまま第27番神峯寺に行き、ホテルまで戻っても良かった
ただ、室戸岬あたりで体調を崩す遍路が多いと事前に聞いていたし
鶴林寺でも、ロッジおざきでも、脚を痛めてリタイアする遍路を見てきた
しかも、神峯寺は「まっ縦」といわれる急坂を登るらしい
無理は禁物だ
今はこの順調さを維持することが大事だろう
そう思って、予定を変えなかった
ホテルに着いたが、チェックインまで、まだかなり時間がある
どうするか
おっ、レストランは営業中だ
なら、だいぶ早いが夕食にしょう
ホテルに入る時間までレストランでゆっくりした
チェックインすると
6時以降は団体さんが着きますので、お風呂が混雑します
フロントで教えてもらったので、
部屋から即大浴場へ行く
ここは露天風呂もある
誰もいない湯舟でのんびり
風呂がら上がって、「くつろぎの間」の無料マッサージチェアで癒される
そこへ2番目の入浴客として入ってきたのが、ロッジおざき前で別れたSさんだった
室戸を過ぎてからは無理をしないと決めているという
考えることは皆同じだ
Sさんが昨夜泊まった「徳増」は遍路より工事関係者が多かったらしい
騒々しくて、ゆっくりできなかったそうだ
さて、部屋に戻るといつも決まってすることがある
まず、7日後に泊まる宿の予約だ
この日は岩本寺宿坊を予約した
次に納札に名前等を記入
ひとつのお寺で2枚必要だし、お接待を頂いたときにも差し出すので、すぐなくなる
今日は八十八ヵ所用のみ記入
別格用の納札もあるがまだ大丈夫だ
納札は巡礼回数によって色分けされている
4回までは白、5回~7回緑、8回~24回赤、25回~49回銀、50回~99回金
100回以上が錦、となっている
別格の白札はあまり減らないので、お接待のお礼に別格の納札を差し出すことも多かった
最後に5円玉の枚数確認
たくさんあると、重いので計算しながら補充する
5円玉はほとんどの納経所で両替することができる
外はまだ明るいが、もうすることもない
身体はもう眠りを求めている