四国歩き遍路でダイエット効果!
更新2021年12月15日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
メタボの自分が歩き遍路を通じていかに痩せたのか。
体重と体脂肪の変化の記録をご覧ください。
トレーニング前
体 重:70.2kg
体脂肪:21.4%
体力に自信がなかったので、本番の1年前くらいからトレーニングを始めました。
土日祝日はできるだけ25キロ程度歩くというメニューです。
もちろん最初から歩けるわけがありません。
無理をせず、徐々に歩く距離を伸ばしていきました。
トレーニングで身体を壊しては、どうしようもありませんから。
この時期、身体も硬かったので、毎晩30分程度のストレッチも行いました。
内容はラジオ体操と腹筋、腕立て伏せ、スクワットなどです。
歩くことが苦しくなくなったら、近くの山(標高260m)の登り下りもメニューに加えました。
最初は休み休みでも息が上がり、頂上につくと倒れ込んでいました。
何度もトライするうち、一気に頂上まで行けるようになり、さらに休憩なしで麓から何度も往復できるようになりました。
トレーニングをしていて気づいたことがあります。
それは、ご飯を食べるとすごく歩きにくいということです。
それで、本番に備えて昼食抜きを習慣化することにしました。
仕事中でもお昼は水のみ。
やり始めると、苦しいのは初めだけです。
そのうち慣れました。
本番前日
体 重:64.8kg
体脂肪:18.8%
結構スリムになりました。
身体が軽いのが実感できました。
30km程度だと、平気で歩けます。
マメもできません。
山の登り下りも、何往復しても平気になりました。
遍路ころがしやキツイ峠に向う自信がつきました。
四国遍路をリタイヤせず歩き通せるかも。
そう思えるようになったのは、本番の2ヶ月前くらいからです。
四国遍路から帰った日
体 重:58.9kg
体脂肪:13.4%
今まで履いていたズボンが、すべて履けなくなっていました。
でも元気に痩せた、そんな感じです。
遍路中の食事
朝食
必ず食べました。
米自体が美味しかったり、おかずが多いと、何杯もご飯をおかわりしました。
元気に歩くために、朝のエネルギー補給は大切です。
昼食
基本食べません。
習慣化していたので、食べなくても平気でした。
宿からもらったお接待のおにぎりなどは一日中リュックに入れていると痛む恐れがあるので、それは小休止していただきました。
夕食
遍路宿や旅館などは、魚料理が中心になります。
魚が苦手なため、魚以外のおかずしか食べるものがありません。
食べれるおかずが多いときはご飯をおかわりしました。
毎日魚ばかりの料理が続くと本当に憂鬱でした。
それで、ビジネスホテルがある地域ではそこに泊まりました。
夕食は基本外食です。
事前に地図で確認済みの、ファミリーレストランを利用することがほとんどです。
ご飯は当然大盛り。
食後はソフトクリームを必ず注文しました。
遍路宿や旅館の宿泊が続いて、しかもファミリーレストランもなければ、夕食なしで宿泊します。
夕食のメニューは、パンやお菓子、野菜ジュースなどです。
これらを調達できないと、悲惨な夕食になります。
だから、そんな日は朝から食料品確保を優先しました。
長時間歩くと、甘いものがどうしても食べたくなります。
宿に夕食を予約しているときでも、甘味補給でチョコレートを部屋でよく食べていました。
リュックの中にも、非常食としてチョコレートを一箱入れていたほどです。
アルコール
アルコールは、飲んでも瓶ビールを1本のみ。
しかも、とんでもなく疲れた日か、親切な宿に多少のお礼を兼ねて注文するときだけです。
飲料水
水かお茶です。
自動販売機やコンビニなどで、糖分の入ったコーヒーや紅茶、ないし清涼飲料水を買った記憶はありません。
土地の名物(おやつ等)
事前に調べていて、食べるのを楽しみにしていました。
その記事がこれです。
遍路中のスケジュール
だいたい朝8時に出発して昼の3時から4時には宿に入ることが多かったです。
ですから、がむしゃらに歩いて距離を稼ぐ、なんて日は本当に限られていました。
他の遍路に比べれば、かなりゆったりとした日程ではなかったかでしょうか。
初日は高野山に行き、和歌山で一泊。
最終日は宿の近くのバス停から東寺に向かい、京都経由で自宅に戻りました。
四国遍路は、八十八ヶ所プラス別格二十寺で、実質五十一日間の歩きでした。
最後に
身長
167cm
スポーツ歴
あまりなし。
中学校で3年間軟式テニス部、高校と大学ではスポーツクラブに所属せず。
社会人では新入社員の頃、接待のため2~3回ゴルフをした程度です。
年齢
遍路のためトレーニングを始めたのが、59歳。
四国遍路は60歳のときでした。
このとき、身体の調子は万全ではありませんでした。
詳しくはこちら
それでも、念願の四国遍路を歩き通し、しかも痩せることが出来ました。
一石二鳥の旅。
読者の皆様にもぜひおすすめ致します。
以上です。