四国歩き遍路 23日目 遍路は自分のペースで歩くことがベスト
更新2020年8月30日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
23日目の行程
民宿日の出⇒民宿旅路
民宿日の出
朝は曇り空
予報では3時ごろから雨
雨の降る前に次の宿に着きたい
逆打ちのご夫妻は奥さんの脚の状態から時間がかかると思ったのだろう
早めに出発した
こちらもグズグズしてはいられない
民宿旅路
国道56号線を少しばかり歩く
遍路地図に従って、国道から入野松原に入っていく
この浜辺の松林は大変歩きやすい
道沿いにトイレも何か所か整備されている
気持ちよく歩いていると、ポンカンが縁で知り合ったベテラン遍路のHさんと出会った
Hさんは朝暗いうちから歩いているらしい
それでも出会ったのは、ベテランらしく無理をせず、休憩をしっかりとっているからだろう
遍路に来ると、毎回同じ場所で休憩することに決めているそうだ
遍路中、知り合った遍路と一緒に歩くことも多かった
そこで気を付けたいのが、歩くペース
自分のペースで歩いたほうがいい
ペースが違うのに、無理して歩くと、お互いに疲れてしまう
この時もHさんに焼坂トンネルの感想を伝え、お礼を言って先に歩きだす
Hさんも当然、自分のペースで同じ道を後からついて来る
四万十大橋の手前にローソンがあった
トイレを借りる
Hさんもローソンに入って来た
ここで毎回コーヒーを飲むらしい
大荷物の若者遍路が店の外にいた
聞くと、野宿をしながら歩いているらしい
野宿の遍路に初めてあった
四万十大橋を渡る
美しい四万十ブルーに魅了され、立ち止まって川を眺める
しばらくして、Hさんと大荷物の若者遍路が追いついてきた
橋を渡りきるまで3人で四万十川のすばらしさについて語り合った
四万十川を渡ると、またそれぞれのテンポで歩き始める
間もなく伊豆田トンネルに入る
ここは1620mもある
ものすごく長い
ただ、焼坂トンネルと違い、段差のある歩道がある
右側をそのまま歩けば問題ない
伊豆田トンネルを抜けると「カフェダイニング」の隣にトイレのある休憩所がある
あさってには、またこの場所に戻ってくる
トイレを済ませ、休憩所でお接待でいただいたせんべいを食べていた
Hさんが入って来た
宿泊先のお接待で、おにぎりをもらった
食欲がないので、1個食べないか
ポンカンのお返しだなと思い、1ついただく
その時、Hさんからアドバイスがあった
大岐に入ったら国道ではなく大岐海岸を歩くといい
あそこの景色は気に入ると思う
雨の翌日なら砂浜でも歩きやすいだろうし
Hさんのアドバイスに従い
国道321号線から大岐海岸へ降りる
雨の翌日でも砂浜は歩きにくい
砂が靴の中に勝手に入って仕方がない
それに雨が降りそうで、景色をゆっくり見る余裕がない
海岸を最後まで歩こうとしたが、途中、川があって渡れない
この川は遍路地図には載っていない
昨日の雨で自然発生したものだろう
とにかく国道に戻るしかない
なぜか、国道までの距離が長く感じた
結論、わたしは大岐海岸ではなく、国道を歩くことをおススメします
宿に着くと、本日の宿泊者は2名だった
だんだん風が強くなってきた
明日が心配になる
宿の情報は