ハイよ~!シルバー!

十年来の夢だった歩き遍路。定年と同時に四国八十八ヶ所と別格二十寺を通しで歩きました。その体験を発信しています。

四国歩き遍路 リュック選びの心得

更新2021年12月12日

 

ハイよ~!シルバー!のおじいです。

 

f:id:koreshiru:20211208171607j:plain

 

今回はリュックサック選びについてです。

 

ちなみに、リュックサックはドイツ語。

英語ではバックパックと言うそうです。

 

 

容量は30Lまで

野宿でもしない限り、30Lで十分です。

 

準備の段階ではあれもこれも持って行こうとします。

全部入れようとすると、当然30Lでは足りません。

 

ここで、荷物の優先順位をつけることが大切です。

30L以上の荷物はだいたい不要なものになります。

 

たとえ無理して詰め込んで行っても、歩いて数日できっと送り返したくなるはずです。

経験者は語る、です。

 

出会った遍路は皆、同意見でした。

 

もっとも、何が必要で、何が必要でないかは、人によります。

慎重に選んでください。

 

参考までに

koreshiru.hatenablog.com

 

 

調整ベルトは必須です

リュックが身体にフィットしていると、すごく楽に歩けます。

重さを感じません。

 

身体にフィットさせるのが調整ベルトです。

調整ベルトも付いていない安物のリュックを買うと、肩は痛いし、重たいし、散々な目にあいます。

 

腰に巻きつけるウエストベルト(ヒップベルト)、肩を調整するショルダーストラップ、

このふたつは必須です。

 

ベルトのつけ方

まず、腰にウエストベルトをつけて調整します。

次に、肩のシュルダーストラップの調整をします。

 

これが基本です。

 

リュックによって、色々なベルトが付いています。

主要なふたつのベルト以外は微調整のためのベルトが多いです。

 

直接背中に当たる背面部の要件

クッション性があり、メッシュになっているものがいいです。

 

遍路は長時間歩きます。

クッション性がある方が、背中にやさしいです。

 

汗も大量にかきます。

メッシュになっていると、蒸れを防ぎます。

 

登山と違い、遍路は白衣を着ています。

白衣を洗っても、リュックが汗だらけだと汚れた気がします。

 

ホテルに泊まる機会があると、濡れタオルでリュックの背面部を拭いていました。

気分的にスッキリします。

 

サイドポケットはふたつ

ペットボトルを二本入れるために必要です。

 

二本も入れて持ち歩くの?

重たくなるのに?

 

必要なときに、自販機で買えばいいのでは?

 

そんな疑問が浮んだかたは、この記事を読んでください。

koreshiru.hatenablog.com

 

レインカバーは付属していたほうが便利だけれど

小雨では、出し入れが面倒なのでポンチョやレインウェアを着ないことが多いです。

そんなとき、レインカバーがあれば、リュックが濡れずに済みます。

 

だだし、大雨のときは別。

レインカバーはほとんど、役に立ちません。

 

リュックの中に雨水が染み込んできます。

 

小雨から急に大雨に変わることもよくあります。

 

荷物を小分けして、チャック付き収納袋に入れておく。

そうすれば、どんなにリュックが濡れても安心です。

 

チャック付き収納袋は100円ショップでも買えます。

種類も豊富です。

 

耐久性は大事

耐久性が優れているのは、高いモノが多いです。

とはいえ、四国遍路で使うためだけに、あまり高いモノは買いたくないですね。

 

間違いないのは、登山などで実績のあるメーカー製のものを選ぶこと。

価格帯に幅がありますし、種類も豊富です。

 

1万円前後のモノなら買いでしょう。

 

あまり、安物を買って、歩きの途中で破れたりすると、悲惨です。

 

おすすめブランド

ザ・ノース・フェイス

アメリカのアウトドアブランドです。

 

グレゴリー

同じくアメリカのアウトドアブランド

 

アークテリクス

カナダのアウトドアブランド

 

モンベル

日本のアウトドアブランド

 

ミレー

フランスのアウトドアブランド

 

ドイター

ドイツのアウトドアブランド

 

ここに紹介してないブランドもまだまだあります。

 

お気に入りのリュックを見つけてください。

 

おじいが使用したのは

 

色は「HAMILTON」を選びました。

上品な色が気に入っています。

 

おまけ

重い荷物は上部に、軽い荷物は下部に

このようにリュックに入れると、楽にリュックを背負うことが出来ます。

つまり、身体の負担が少なくて済みます。

 

四国遍路は長旅です。

覚えておいて損はないと思います。

 

以上です。

 

参考になれば、うれしいです。