更新2020年9月8日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
32日目の行程
たちばな旅館⇒第44番大寶寺⇒第45番岩屋寺⇒国民宿舎古岩屋荘
たちばな旅館
けっこうなボリュームの朝食
食堂はまたひとりだけだった
遅くに泊まったのは会社員らしい
もう出発したのか、食事をした形跡がなかった
本当に送らなくていいの?
再度、確認された
もちろん歩く
お礼を言って宿を後にする
第44番大寶寺
まずは鴇田峠を目指す
久万高原には宿が多くて助かる
しかも評判のいい宿が多い
贅沢だが、選択肢がありすぎるのも問題だ
宿の選択にはかなり悩んだ
当初は大寶寺のみ参拝して、岩屋寺は次の日にと考えていた
それでも、コースを検討をしながら、距離の計算を繰り返した
すると、最初の計画ではかなり時間の無駄が多いことがわかった
確かに、峠の山道から大寶寺まで何時間かかるか不安はある
でも、なんとか岩屋寺まで歩ける気がした
それで、予定を変えた
大寶寺までの距離がわかり始めた
しかし、これは自動車用
歩き遍路が惑わされてはならない
ここから本格的な山道がはじまる
やっと久万高原町に入った
ところどころに民家がある
人が住んでいるのか怪しいが
お寺はまだまだ遠い
鴇田峠が近くなった
この道が主街道だったとは
けっこう大変だ
ようやく町が見えてきた
思っていたより大きい
ここからの下り道
林道工事のため大きく迂回するはめになった
ヤレヤレ
第45番岩屋寺
久万高原はイメージしていたのとは、やはり異っていた
活気があり、人も店も多い、外国人の多さにも驚いた
ドラッグストアーがあったので、テーピングテープを購入
毎日使っているとどうしても補充が必要になる
飲料が安かったので、1本購入
ここに来るまでで、けっこう汗だらけになった
ここから岩屋寺へは八丁坂を経由していく
どうもこの道が正式らしい
八丁坂はかなりの急坂と聞いていた
今日の峠越えで足には相当ダメージがある
坂の様子を尋ねよう
ちょうど坂を下って来た遍路に声をかけた
あれ~Cさんじゃないですか
なつかしい顔とここで出会ったことに、ビックリ
民宿旅路からあの低気圧のなか金剛福寺まで、先に歩いて行ったCさんだった
まさかここで出会うとは
運命も出会いか
坂は思ったほどではないよ
そう言うと、バスの時間があるからと、あっという間に行ってしまった
もっと話をしたかった
でも、バスの時間があるなら仕方がない
確か千葉県から来ていたはずだ
ここから帰るのは大変だ
確かに八丁坂は思ったほどではなかった
聞いといて良かった
しかし、そのあと岩屋寺までの下り
これがキツかった
そもそも下り坂のほうが気を遣う
脚を痛めるのは下りと、相場は決まっている
八丁坂経由で行くと、裏門から入った気になる
ところがこれが正門
ここがお寺の入口になる
だから、八丁坂経由が正式とされる
帰りは車道まで下りて宿へ行くことになる
長い長い石段を下る
門が見えてきた
駐車場から登って来たひとが初めて見るのがこの門
実はただの山門にすぎない
正式こだわるならもっと登って、正門まで行く必要がある
かなりしんどいけど
車道から登って来る人は皆
キツイ、キツイの大合唱
下っているこちらは楽に見えるらしい
岩屋寺から下るだけならそう思われても仕方がない
しかし、峠越えに加え、八丁坂の上り下りを経験してきたこの身である
この下りの長さは試練でしかなかった
国民宿舎古岩屋荘
車道を歩くと宿までがずいぶん長く感じた
足が棒になる気持ちがよくわかる
宿に着いてみると、まだチェックインまで時間があった
なんとここはチェックインが16時だった
疲れていたので、ダメ元でフロントに行った
もう準備はできています、部屋もお風呂も大丈夫です
良かった、チェックン出来た
館内の案内図を渡され、説明を受ける
風呂は温泉らしい
だったらなおさら、早く入りたい
実は説明を受けてから夕食を食べるまでの記憶が飛んでいる
まったく覚えていない
それほど疲れていた
うどんの鍋が特においしかった夕食
レストランでの食事はゆったりとしていただいた
今日の疲れは昨日の寝不足が関係しいてるかもしれない
今夜はぐっすり眠りたいものだ
宿の情報は