四国歩き遍路 33日目 松山の宿は予約が難しい
更新2020年9月9日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
33日目の行程
国民宿舎古岩屋荘
苦あれば楽あり
岩屋寺も済ませているので、今日は楽なペースで歩ける
夜はぐっすり眠れた
脚の痛みも回復
部屋から見える風景は古岩屋といい
国指定の名勝らしい
なかなかの景観
秋には紅葉が素晴らしいのだろう
昨日はもちろん写真を撮ってはいない
今日は余裕があるので何枚も写した
第46番浄瑠璃寺
久万高原の町まで戻り、松山方面へ
国道33号から外れて山道へ
三坂峠を目指す
歩きやすい山道だった
峠からの下り坂は長くて、急だ
思わず、スピードが出てしまう
が、下り坂こそ、ゆっくりと歩かなければならない
膝に体重がかかって痛めたり、足首をヒネル可能性も高い
まして転んだりすれば、大変だ
雨の日は滑りやすいし
ところどころ危険個所がある
なおさら、油断は禁物
途中のお接待所で、甘味の補給
ひとついただく
山道からコンクリートの道に変わる
コンクリート道のほうが急な下り
ジグザクに下る
長珍屋はすぐ前だった
時間が早いので、八坂寺へ行く
第47番八坂寺
お寺までの距離は短い
寺で少し休もうとした
しかし、この小さなお寺で休む場所を見つけられなかった
ここで何故か、高知屋で出会った女性遍路のことを思った
彼女はこの寺でどうやって一日中過ごすのだろう
まだ時間が有る、この先の別格9番文珠院まで歩こうかとも考えた
が、明日また松山市内に早く着いても困る
同じ道を戻ろう
少し早いが宿に入ることにした
長珍屋
宿には午後2時30分に着いた
まだ正面玄関は閉まっている
通用口から到着したことを伝える
すぐに入館できた
受付を済ませると
大風呂は4時からの利用になります、と言われる
ここは新館を予約していた
バス、トイレ付だ
大風呂の時間まで待てない
すぐ部屋の風呂に入った
新館を予約して正解だった
大風呂に入らなくても構わない
浄瑠璃寺の納経所でいただいたお接待のせんべいを食べながら夕食を待つ
すっかりお腹が空いた
夕食の席につく
道中たまに見かける遍路がいるのに気づいた
金子やの風呂場に始まり、鶴林寺への坂道、四万十川、内子町からの国道、そして昨日の古岩屋荘の階段とその姿が気になっていた
なにせ身体が相撲取りのごとし
かなり目立つ体型だ
鶴林寺の坂道を登るのも大変そうに思えた
なのに、行く先々で出会う
挨拶すると、たまに乗り物を利用している、という
歩きだけでは、とてもここまで来れません
そりゃそうか
夜中まで歩き続けるはずもなし
遍路は自由だ
それもよし
明日は小学校以来親しくしている友人Tと松山市で会う
何日も前から楽しみにしている
相手も無職で、暇をみては青春18きっぷで鉄道の旅をしている
宇和島城を見たあと、松山まで戻って来る予定らしい
問題なのは宿
7日前に何件か予約の電話を入れると全滅だった
気づけば、明日は3月31日土曜日
春休み中の週末だった
宿が取れないことをTに話すと、自宅のパソコンを使って予約可能な宿を見つけてくれた
場所も比較的わかりやすい
すぐに予約した
Tも同じ宿を取った
都会はこれだから困る
まして観光地となればなおさらだ
宿の情報は