四国歩き遍路 31日目 四国の夜は春でも暖房
更新2020年9月7日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
31日目の行程
ときわ旅館⇒別格第8番十夜ヶ橋⇒たちばな旅館
ときわ旅館
Hさんは三好旅館の時と同じく、早々とスタートした
三好旅館ではみんなに合わせたが、今日はスロースタートのIさんがいる
ゆっくり準備をして出発
玄関に靴が一足残っている
例によってIさんはまだ旅館にいるようだ
別格第8番十夜ヶ橋
ときわ旅館からお寺までは近い
永徳寺とも呼ぶらしい
寺の前を走る国道は交通量が多い
道路を渡るのに気を付けないと危ない
実際の橋が上の写真
橋の下はこうなっている
ここで野宿をする人がいる
すごいなぁ
たちばな旅館
宿の予約は7日前には済ますようにしている
予約して日にちが経つとお互い不安になる
だから、前日には必ず確認の電話を入れる
向こうも安心するだろう
今日泊まる、たちばな旅館はへんろ道から少し外れている
そのせいかだろうか
へんろ道沿いにある落合トンネルを過ぎた公衆電話まで迎えに行きます
と予約の時言っていた
全行程歩きたいのでもちろん断った
ところが、昨日の電話でも、遠いから迎えに行くという
地図で確認したが、へんろ道から宿までたいした距離ではない
その親切はありがたいが、やっぱり断る
内子の町へ入って来た
内子は観光都市の風情がある
町中を歩いていると、そんな感じがする
行かなかったが「内子座」など見所も多い
寄り道するにはいい町だろう
「四国のみち」は信用できないことが多い
ここはへんろ道案内があるから大丈夫
内子を抜けるとあとは国道を歩き続けるだけだ
国道は平坦ではなく登りになる
遍路がよく休んでいるのを見かける
女性のふたり連れ、夫婦、そしておじいちゃん
今日は暑い、暑すぎる
みんな相当へばっている
こちらも空いているへんろ小屋を見つけて、少し休む
座ったら最後、足がジンジンして当分立ち上がれない
歩きはじめも悲惨だ
かかとや土踏まずに痛みが出て、ゆっくりとしか歩けない
だから、あまり休みを取りたくない
しかし、今日はさすがに例外としよう
久万高原へ行くための分岐点に着く
農祖峠を行くか、鴇田峠を歩くか
宿の関係で 、鴇田峠に決めていた
農祖峠だと遠回りになる
ここから落合トンネルはまだ先だ
道路は立派だが交通量は少ない
落合トンネルを抜ける国道をそのまま歩く
明日はまたここまで戻ってくる
町が見えてきた
ここに、たちばな旅館はある
玄関で到着を告げる
料理を作っていたご主人から不思議そうな声で言われた
本当に歩いて来たの?
ときわ旅館さんからでしょう
こんな時間に来るひとは珍しいけど
もしかして疑われている?
嘘をついてなんの得があるのか
まあ、なにを言われようが、本当に歩いて来たのだからしかたがない
気にしないことにした
2階の大きな部屋に案内された
ストーブがある
朝晩はまだ寒いので、必要ならつけてください
風呂はすぐ準備します
すぐ風呂を用意してくれるのはありがたい
ストーブか、正直この時期にはいらないと思った
あれだけ歩いても、これだけ食べればお釣りがくるだろう
食堂にはひとりだけだった
もう一人、遍路でないひとの泊まりがある
遅く着くので、と女将さん
明日は5名の予約が入っているらしい
今日は静かだ
日中しっかり歩いたし、食事もたっぷりいただいた
広い部屋にはひとりだけ、宿泊者も少ない
風呂もゆっくり利用した
さぞかしぐっすり眠れると思えば、さにあらず
寝苦しかった
寝る時はストーブが必要になった
しかし点けると、あったか過ぎる
切ると寒すぎる
室温の調整が難しかった
宿の情報は