四国遍路 別格二十寺の歩き方

これこれシルバーのおじいです。

 

四国遍路には四国八十八ヵ所以外に別格二十ヵ所巡りがあります。

わたしは合わせて百八ヵ所を歩きました。

 

八十八ヵ所巡りは本や雑誌、インターネットでの情報も多く困ることはありません。

対して、二十ヵ所巡りの情報は本当に少なくて苦労しました。

 

そこで、今回は二十ヵ所を実際に歩いたルートを公開します。

 

 

 

 第一番 大山寺(たいさんじ)

想定ルート
  1. 第五番地蔵寺から約2km地点(神宅小学校)付近に大山寺への赤い看板、右へ
  2. ここから登り坂
  3. 高速道路下を過ぎ右の山道へ(遍路看板あり)
  4. 約1km進むと神社、車道へ出る
  5. 大山寺まで3km、急坂、途中遍路道あり
  6. 道路沿いに行き、お寺手前の車道を左に上がると大山寺
第6番安楽寺までのルート
  1. 登ってきた道を2kmほど戻る
  2. 高速道路手前の神社を右
  3. 鍛冶屋原車庫方向へ向かって下る
  4. すると安楽寺への遍路道と合流する
体験談
  • 当日は第6番安楽寺宿坊に宿泊
  • 時間があったので、安楽寺まで行き、宿坊に荷物を預けて大山寺へ
  • 想定したルートと違ったため、かなり迷った
  • 「四国遍路ひとり歩き同行二人ー地図編」の見方にもまだ慣れていなかった
  • 仕方なく、グーグルマップを使用した
  • 高速道路下までが複雑な田舎道
  • 帰りは雨模様になったが、ポンチョを入れたリュックは宿坊に置いてきた
  • あわてて歩いた
  • そんな事情からグーグルマップを使用しても、宿坊にたどり着くまで、かなり遠回りをした

 

 

第二番 童学寺(どうがくじ)

想定ルート
  1. 行者野橋を渡り北岸へ
  2. 約2km先童学寺トンネルを抜けると0.3km先左手に、資材置き場
  3. この資材置き場を分断するアスファルト道を約200歩
  4. 左側にやぶ、そこに黄色の道しるべがある
  5. 茂みを200mほど通り抜けると目の前が童学寺
  6. 目安は往復2時間
第13番大日寺へのルート
  1. 来た道を戻り、歯ノ辻神社バス亭を左折
  2. 突き当りを左に曲がり、山道を下る(400mのショートカット)
  3. 入田春日橋を渡り南岸へ
  4. 大日寺への遍路道に合流
体験談
  • 当日は「神山温泉ホテル四季の里」から出発
  • 途中の資材置き場は私有地であり、犬も放してあった
  • そこで、資材置き場には行かず
  • 道路をそのまま直進すると有誠園前バス停があり、そこを左折
  • 少し行くと童学寺に着く
  • 遠回りになるが、この道が正解
  • 迷うことがない

 

 

第三番 慈眼寺(じげんじ)

想定ルート
  1. 「ふれあいの里さかもと」を過ぎて、右の山道へ
  2. 急坂3kmを登る
  3. 慈眼寺手前1kmで車道に出る
  4. 目安は勝浦町から往復7時間
ふれあいの里さかもとへのルート
  1. 「ふれあいの里さかもと」の看板に沿って下る
体験談
  • 当日は「ふれあいの里さかもと」に宿泊
  • 「ふれあいの里さかもと」では慈眼寺までの往復ルート地図を用意してくれている
  • 宿泊の場合は荷物を預けて往復
  • 地図は分かりやすく、迷うことはない
  • 慈眼寺からの下りは複数のルートがある
  • 慈眼寺では穴禅定を体験、1名の場合は3000円、所要時間約30分
  • かなり大変、先達さんの指示どおり動かないと細い穴を抜けられない
  • 暗い中、身体が挟まって動けなくなるとパニックになる
  • 2名で2000円/人、3名だと1000円/人
  • 料金は高くてもひとりがおすすめ

 

 

第四番 鯖大師本坊(さばだいしほんぼう)

想定ルート
  1. 第23番薬王寺から第24番最御崎寺へ行く遍路ルート、国道55号線沿いにある
下りのルート
  1. 第24番最御崎寺に行く遍路ルート、国道55号線に戻る
体験談
  • 八十八ヵ所参りの遍路も立ち寄ります
  • 遍路ルート沿いなので問題なし

 

 

第五番 大善寺(だいぜんじ)

想定ルート
  1. 遍路ルート、旧国道56号線で須崎市内に入り、トンネル手前の5差路を左、海の方へ
  2. 須崎市内を一望できる丘陵にある
下りのルート
  1. 旧国道56号線に戻り、トンネルを通る
体験談
  • 須崎市内「ビジネスホテルさつき」に宿泊
  • 大善寺は山門入口が分かりにくかった
  • 納経所はふもとの「有善会館」内にある
  • 「有善会館」とお寺はモノレールでつながっている(利用せず)

 

 

第六番 龍光院(りゅうこういん)

想定ルート
  1. 宇和島駅北側
  2. 宇和島市の中心にあるので、念のためグーグルマップを使用
下りのルート
  1. トヨタレンタリースを右折
  2. 線路を渡る
  3. 41番龍光寺までの遍路道に合流
体験談
  • 市街地の割に迷うことはない
  • お寺で足袋のお接待

 

 

第七番 出石寺(しゅっせきじ)

想定ルート
  1. 大洲市役所付近からJR大洲西駅を目指す
  2. 踏切を渡るとガードレールに道標、右前方に「出石寺」の看板
  3. ここから9kmで到着、22kmとあるのは車の場合
  4. 車道を通る途中にショートカットの遍路道が数か所
  5. 約2km歩くと前方に鉄塔
  6. 約100m歩くと左側に大洲の街並みが見える
  7. 近くに大きな石碑と東屋、高山集会所のトイレがある
  8. 標高330m付近、出石寺まで11kmの看板、これは車用、歩きはあと6kmほど
  9. 山道は整備されている
  10. 500m歩くと瀬田道と合流(遍路用看板あり)
  11. あと400mの標識から急坂になる
  12. そして最後の階段があり、出石寺
  13. 伊予大洲から往復24km、目安は7~8時間
下りのルート
  1. 登りの道を戻るだけ
体験談
  • 大洲市の「ときわ旅館」に連泊
  • 「ときわ旅館」では出石寺までの往復ルート地図を用意してくれている
  • ルートは複数、一番迷わないルートを選択
  • 山に入ると、要所要所に案内の看板があり、地図がなくても迷うことはない
  • わたしはほとんど車道を歩きました

 

第八番 十夜ヶ橋(とよがはし)

想定ルート
  1. 第44番大宝寺へ行く遍路ルート、国道56号線沿いにある
下りルート
  1. 第44番大宝寺へ行く遍路ルート、国道56号線に戻る
体験談
  • 納経は永徳寺で
  • 八十八ヵ所参りの遍路も立ち寄ります
  • 遍路ルート沿いなので問題なし

 

 

第九番 文殊院もんじゅいん)

想定ルート
  1. 第47番八坂寺から第48番西林寺の遍路ルート沿いにある
下りルート
  1. 第47番八坂寺から第48番西林寺の遍路ルートに戻る
体験談

 

第十番 西山興隆寺(にしやまこうりゅうじ)

想定ルート
  1. 第59番国分寺から第60番横峯寺へ向けて、まず遍路ルートの県道150号を行く
  2. 安用バス停付近に、県道150号と県道155号の交差点がある
  3. 県道150号を直進
  4. 交差点より2.4km先、西山入口バス亭を右に
  5. そこから約1.8kmで興隆寺
  6. かなりきつい急坂を登ったところが興隆寺
下りルート
  1. 興隆寺からの下り、二又に分かれる道あり
  2. 左は登ってきた道、もう1方の道を行く
  3. 興隆寺から3.8~4.0km下ると生木地蔵
体験談
  • 興隆寺までの急坂は、かなりきつかった
  • 別格は参拝者が少ないため、納経所に係の人がいない場合もある
  • わたしが納経した時、昼だったがこれから買い物に行くと言っていた

 

 

第十一番 生木地蔵(いききじぞう)

想定ルート
  1. 興隆寺からの下りに同じ
  2. 県道48号沿い
下りルート
  1. 中山川へ突き当ると左
  2. 最初に見えた橋、石鎚橋を渡って遍路ルートに合流
体験談
  • 別格10番、11番を参拝すると、遍路ルートより約6km多めに歩くことになる

 

第十二番 延命寺(えんめいじ)

想定ルート
  1. 第64番前神寺から次の宿泊先のある伊予三島まで主に国道11号線を行く
  2. 延命寺はその途中にある
下りルート
  1. 国道11号線に戻り、伊予三島
体験談
  • 八十八ヵ所参りの遍路も立ち寄ります
  • 国道11号線を歩くと丁度よい休憩ポイントになる
  • 納経所は大師堂内にある

 

第十三番 仙龍寺(せんりゅうじ)

想定ルート
  1. 第65番三角寺の境内裏から地蔵峠
  2. 本堂左後に遍路道がある
  3. 100m先の細い舗装道路、正面に道の案内板
  4. 畑の中を300m、ここから山道へ
  5. 道はキレイに整備されているらしい
  6. 三角寺から2.5kmで地蔵峠に到着
  7. 地蔵峠から10分ほど下ると馬場の桜がある
  8. 車道を串刺しにし(遍路看板あり)、再び遍路道
  9. 不動堂があり、展望できる
  10. そこから500m直進して仙龍寺
下りルート
  1. 国道319号線を通り、堀切トンネルを経由して平山バス亭へ、そこから雲辺寺への遍路ルートに合流
体験談
  • 三角寺の納経所地蔵峠につづく遍路道の入り口を尋ねたところ、想定ルートではなく、車道を歩いて堀切峠を通り、途中、国道319号線に合流して右折するルーを強く勧められた
  • 納経所の案内どおり、車道のみを歩くと、迷うことなく仙龍寺にたどり着いた
  • 仙龍寺の本堂と納経所は2階にある
  • 大師堂はない
  • 三角寺から約2時間

 

第十四番 椿堂(つばきどう)

想定ルート
  1. 平山バス亭から遍路ルート沿い
下りルート
  1. そのまま遍路ルートを通り、境目トンネルを抜けて池田町佐野へ
体験談
  • 仙龍寺から約3時間
  • 歩き遍路に限り、納経料と饅頭のお接待
  • 八十八ヵ所参りの遍路も立ち寄ります

 

 

第十五番 箸蔵寺(はしくらじ)

想定ルート
  1. 国道192号線沿い、白地郵便局を左に
  2. 吉野川の北岸を歩く
  3. 箸蔵寺へはロープウェイ駅の手前にあるへんろ道を登る
下りルート
  1. 同じ道を戻り、白地郵便局からへんろ道を通り車道と合流
  2. そのまま車道を歩き雲辺寺
体験談
  • 池田町佐野の「民宿岡田」に宿泊
  • 「民宿岡田」では箸蔵寺までの「道順解説」と「ルート地図」をいただき、さらに箸蔵寺から雲辺寺までの道順を教えてもらった
  • 大師堂と納経所から本堂へ行くにはきつくて長い階段を登る必要がある
  • 箸蔵寺からそのまま雲辺寺へは向かわず、池田町内の「ふくや旅館」で一泊
  • 一泊せず、そのまま雲辺寺に向かい、下りにある「民宿青空屋」に泊まっても、時間的には問題ないペースだった

 

第十六番 萩原寺(はぎわらじ)

想定ルート
  1. 雲辺寺を1km下り左折
  2. 雲辺寺ロープウェイさんろく駅までの山道を下る
  3. そこから萩原寺
 下りルート
  1. 県道へ出て右折、県道を直進
体験談
  • 雲辺寺から下って、「民宿青空屋」に宿泊
  • 「民宿青空屋」萩原寺までの最短ルートを聞く
  • 青空屋から少し戻り右折、山道へ
  • 99%の人が迷うと宿の主人
  • やはり迷った、目印はなく、道も整備されていない箇所もある
  • 途中、川があり、そこを渡るには人の畑を横断する
  • 川を渡れば少し広い道にでる
  • あとは簡単
  • 萩原寺の納経所は売店にある
  • 納経所でウエットティッシュのお接待

 

第十七番 神野寺(かんのじ)

想定ルート
  1. 第75番善通寺から県道24号を直進、左側に大西寝具店がある
  2. そのまま直進、線路を超え、突き当りを右折、県道25号に入る
  3. 少し歩くと右側に「ガスト」が見える、次に大きな看板のラーメン屋「福一」、その角を左折、県道22号に入る
  4. 「ちよ歯科」の角を右折
  5. 「ちよ歯科」の隣に「千代歯科」があるので注意
  6. 「千代歯科」ではなく、必ず「ちよ歯科」の角を曲がること
  7. 「ちよ歯科」を右折すれば、距離はあるが直進するだけで、神野寺に着く
下りルート
  1. 来た道を戻る
  2. 「ガスト」を左手に見ながら県道25号を直進
  3. 第76番金倉寺
体験談
  • 神野寺への遍路ルートはこれ以外にもある
  • 琴平町を歩くルートは、距離は近いが道を間違いやすい
  • 想定ルートだと3回曲がるだけ、目印もわかりやすい
  • ただ、距離は長く、遍路はあまり通らないルートらしい
  • 歩いていると、道に迷って違う方向に来ていると思われたのか、何人ものひとから「お遍路さん、この道は違う」と声をかけられた
  • 納経所は本堂内にある

 

第十八番 海岸寺(かいがんじ)

想定ルート
  1. 第77番道隆寺から出て、県道21号を左方向に直進
下りルート
  1. 来た道を道隆寺まで戻る
体験談
  • 道隆寺の納経所海岸寺までの手書きの地図をもらう
  • 当日はJR多度津駅前の「ビジネスホテルトヨタ」に宿泊
  • 道隆寺でもらった地図の道順から外れるため、トヨタのフロントで道順に戻るルートを教えてもらう
  • 海岸寺は本堂が県道沿い右手、大師堂は県道を200mほど直進して左折、線路を渡った奥にある
  • 道隆寺から海岸寺まで思ったより距離があった

 

第十九番 香西寺(こうざいじ)

想定ルート
  1. 82番根香寺仁王門より左側のへんろ道を行く
  2. 約4.6kmで到着
下りルート
  1. 香西寺仁王門から車道に出て、JR鬼無駅を目指す
  2. そこで、根香寺からの遍路ルートに合流する
体験談
  • 根香寺の納経所で香西寺までのルートを確認
  • 想定ルートで問題ないはずだった
  • ふもとに下りてから目印なし、へんろ道シールなし、聞く人なし
  • グーグルマップを使いながら、なんとか到着
  • 香西寺の納経所83番一宮寺までの手作りマップをもらう
  • 一宮寺までは道順がかなり複雑らしい、手作りマップどおり歩くと、迷うことはなかった
  • 手作りマップはほとんど香東川の河川敷を歩くルートだった

 

第二十番 大瀧寺(おおたきじ)

想定ルート
  1. 塩江町の温泉に連泊
  2. 車道を歩き大瀧寺を往復
  3. 途中二又に分かれる道は左へ
下りルート
  1. 塩江町から来た道を戻る
体験談
  • 国道193号線夏子ダム付近からのへんろ道もあるらしい
  • ほぼ1本道であり、宿も道沿いにあるため、想定ルートを選択
  • 「さぬき温泉」に連泊
  • 往復約22km、8時間程度の予定だった
  • 参拝後、来た道が道路工事のため通行止めに
  • 林道を歩いて帰ったので、かなりの遠回りになった

 

二十ヶ寺念珠

  • 別格霊場では納経所でお寺の名前の入った珠を授かることが出来る
  • 男玉と女玉があり、各300円
  • 親玉は500円
  • 親玉は各寺が持ち回りで販売
  • わたしは8番十夜ヶ橋だった
  • すべてを授かった上で、仏壇店に持ち込むと念珠に仕立てることができる

 

以上です。

少しでもお役に立てれば、うれしいです。