四国歩き遍路 20日目 鍋焼きらーめんは最後にご飯と卵で雑炊にしょう
更新2020年8月27日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
20日目の行程
三陽荘⇒別格第5番大善寺⇒ビジネスホテルさつき
三陽荘
朝食は朝7時に頼んでおいた
泊まり客の大半は一般の観光客だ
遍路はちらほら見る程度
知った顔はいない
今日はいい天気だ
歩きやすい
別格第5番大善寺
ここからはコースが分かれる
宇佐大橋をふたたび渡る
のどかな浦ノ内湾に、いかだの釣り堀が浮かんでいた
立目という地区に入った
このあたりはポンカンの産地らしく、あちこちに無人販売所がある
そのうちの一つで試食をしていると、奥の方から女性が出てきた
お遍路さんお接待です
お接待は断ってはならない
荷物になるが、3個ありがたくいただく
しかし、リュックには入らないし、手に持って歩くにも限界がある
さあ困った
坂を下ったところにへんろ小屋があった
丁度いい、ここで食べよう
1個は完食
でも3個はさすがに多い
道行く遍路を見つけると、へんろ小屋から声をかけた
お接待でもらったポンカン食べませんか
3人目になって、やっといただきます、と答えてくれた遍路がいた
持ち歩くと大変なので、この場で食べるという
ふたりで残り2個を完食
ここで出会ったのが、ベテラン遍路のHさんだった
Hさんはポンカンを食べると、ありがとうの言葉を残して去っていった
こちらは後片付けをして出発する
須崎市郊外に入ると、自転車に乗った男性がニコニコしながら近づいてきた
これで缶コーヒーでも飲んで
手には100円玉
お金のお接待は初めて
ありがたく野菜ジュースと交換した
別格の大善寺は近い
別格のへんろシールは色が違う
注意深く電柱を見ていく
地図で見るとわかりやすい大善寺だが、少し迷いながら到着
別格寺については
ビジネスホテルさつき
ホテルに入る前、偶然、鍋焼きらーめんの店を見つけた
ここまで戻るのは面倒なので、そのまま入店した
店内には芸能人の色紙がいっぱい
3時台なのにお客さんが結構入っている
どうも地元の人気店らしい
期待は高まる
来た~
熱々の鍋に 入って来た~
すぐに食べたいが、熱すぎて食べられない
温度を冷ますのと、すぐに食べたい欲求を抑えるため、芸能人の色紙を眺める
石ちゃんの色紙だけは分かった
ほとんどのサインは難しくて読めなかった
鍋に入っただけのシンプルなラーメンに見える
しかし食べて見ると
とんでもない
「鍋焼きらーめん」というジャンルのとてもうまい一品だった
最後はご飯と卵を頼んで、雑炊にすればよかった
悔しいことに、店を出るときメニューを見て気がついた
残念!
しかし、あれだけ人がいたのに、誰も頼んでいない
中途半端な時間帯が災いしたのか
せっかく満ち足りた気持ちになっていたのに
後悔したら腹が減ってきた
4時過ぎにホテル到着
ここはビジネスホテルといってもマンションの部屋貸しのような感じのホテル
幸運にも、隣がラーメンチェーンの店だった
行ってみると中華の定食があった
雑炊の無念をここで晴らした
宿の情報は