ハイよ~!シルバー!

十年来の夢だった歩き遍路。定年と同時に四国八十八ヶ所と別格二十寺を通しで歩きました。その体験を発信しています。

四国歩き遍路 30日目 大洲城で満開の桜を堪能

更新2020年9月6日

 

29日目 | 31日目

 

ハイよ~!シルバー!のおじいです。

 

 

30日目の行程

ときわ旅館⇒別格第7番出石寺ときわ旅館

 

ときわ旅館

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今日も天気に恵まれた

連泊だから、荷物は置いて行くことにする

 

別格第7番出石寺

 

いただいた手作り地図を持って出発

これがあれば安心だ

 

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ルート地図は持っている、案内板も要所要所に立っている
迷う心配がない

 

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お寺までの距離を教えてくれる看板

あと何キロかがわかれば、気持ちが楽になってくる

 

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もう1km歩いた

 

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これはボーイスカウトの手作り案内板

ときわ旅館さんは親子で手伝ったと聞いた

 

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ここからは少し急な山道になる

山道を登り切れば

 

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出石寺

お寺に到着

 

境内は思ったより、広い

山寺なのに、きれいなお寺

 

ここまで来るのになんの問題もなかった

帰りも楽勝だと安心していた

 

ところがそれが、大間違い

案内板を信用して、地図をあまり見ていなかった

 

曲がりどころを間違えたようだ

どうも風景が来た時と違う

 

道に迷うことにかけてはなぜか自信がある

普段でも、四国でも、豊富に経験している

 

今回も山道をあっちへ行ったり、こっちへ来たり

いつもと違うのは、焦っていないことだ

 

あとは宿に帰るのみ、得に用事はない

気楽に構えることができた

 

心に余裕をもてたことが、よかったのか

見覚えのある道に合流した

 

あとは1本道だ

いや、1本道だったはずだ

 

う~ん、1本道かもしれない

頼む、1本道であってくれ

 

おう

めでたく1本道だった

 

安心して緩やかな下りを歩いていると

山の作業をしている男性に出会った

 

お遍路さん、この車道をそのまま歩くのは大変だ

少し先に左へ入る道がある

 

そこを行けばだいぶ近道になる

山道は歩きやすいし

 

駅方面に出るけど、駅からの道はわかりやすい

行ったらええ

 

このままいけば、1本道だ

来るとき通った道だし、地図もある

 

遠くても、車道を行くべきだろう

地図に近道は載ってないし

 

でも、親切な男性は、立ってずっとこっちを見ている

左に入る道を間違わないか、気にしてくれているようだ

 

さあ、困った

どっちに行くべきか

 

あっ、ここか

左に入る道がある

 

思ったより細い道だった

少し心配になった

 

ありがとうございます

やっぱり、車道、で行きます

 

大声を出したつもりだった

聞こえただろうか

 

男性は作業に戻った

聞こえたことにする

 

大洲の街に下ると、人のにぎわう場所があった

大洲城入口

 

坂を登る一団の後についていく

 

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おお、桜が満開
これは見逃せない

 

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ここで花見を楽しめるとは思わなかった

歩いていると桜を愛でる余裕がない

 

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遠景もきれいだ

 

宿に帰る時、無性にお好み焼が食べたくなった

宿のそばで一軒見つけたが、営業中ではなかった

 

ときわ旅館

 昨日宿の写真を撮ってなかったので記念撮影

 

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風呂にも、もちろん夕食にも、早い時間だった

宿の奥さんには、もう行ってきたんですかと言われる始末

 

ここら辺にお好み焼を食べるお店はありますか

ご主人に伺うと

 

フジグランにはあったような気がする

うん、そうそう、あるある

 

フジグランという大型スーパーの場所を教えてもらい

行ってみる

 

食堂街にテナントで入っているはずだったが

残念ながら、移転していた

 

食べれないとなれば、ますます食べたくなるのが人情だ

探す時間はタップリある

 

むやみに歩いても時間の無駄だ

とりあえず、宿に戻った

 

もう一度、ご主人に確認してみる

歩いて行ける距離にはないかもしれない

 

諦めも肝心だ

明日からの楽しみに取っておく

 

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ときわ旅館

 

部屋でのんびりしていると、夕食の案内があった

今日の泊まりは3名らしい

 

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食堂の間

あれ~

食堂に入って来た男たちを見て驚いた

 

どちらも知った顔

ひとりは神峯寺の登りで会って以来のIさん

 

もうひとりが柏坂のおばちゃん遍路の連れと勘違いした男性遍路で、埼玉県から来たHさん68歳

 

3人で楽しい夕食を囲む

 

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運ばれたお皿を見ると

おや、自分のだけ料理が違う

 

初日と同じ料理では飽きる、と思ったのかもしれない

なら、こちらの料理に他のふたりの料理を合わせればいいだけのこと

 

一泊と連泊の宿泊客に同じ料理をださない

手間はかかっても、サービスのスタイルを曲げない信念を感じた

 

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宿の情報は 

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