四国歩き遍路 36日目 まさかの水危機?
更新2020年9月12日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
36日目の行程
海辺のホテル マリーナシーガル⇒第54番延命寺⇒第55番南光坊⇒第56番泰山寺⇒第57番栄福寺⇒第58番仙遊寺⇒ホテル バリ・イン
海辺のホテル マリーナシーガル
昨日は写真を撮り忘れた
翌日の朝、出発してから写す
受付は4階
部屋は5階だった
マリーナシーガルは本当に海が近く
窓の外はすぐ海面という部屋だった
第54番延命寺
今日のルートは延命寺までが長い
遍路地図に従うと、国道196号線から外れてへんろ道を行き、また国道に戻るルートになる
こんな道順が何度もでてくる
最初は遍路地図に従った
へんろ道を行くと、少し遠回りになるようだ
それで途中から、国道のみ歩くことにした
第55番南光坊
南光坊へとしっかり道案内してくれる
心強い
南光坊は境内に広い駐車場がある
町中だけあって参拝者も多い
第56番泰山寺
次の奏山寺までは近い上、ほぼ一本道
第57番栄福寺
かつてBS-TBSの旅番組、「徳さんのお遍路さん 四国八十八ヵ所 心の旅」の放送を毎週楽しみにしていた
お寺には興味がない
その代わり人間には興味がある
一番印象に残ったのが栄福寺の白川密成住職だった
住職の著書、「ボクは坊さん。」「空海さんに聞いてみよう。」はその時に買った
栄福寺は、こじんまりとしたお寺
境内には近代的なデザインの寺務所がある
テレビで見た印象と違う
映像のマジックか
第58番仙遊寺
仙遊寺まではへんろ道を行く
坂を登ると、山門が見えてくる
ここからけっこう長い階段を上る
すると本堂に出る
ひさしぶりの階段だ
けっこういい運動になる
仙遊寺には人気の宿坊がある
泊まってみたいと思った
しかし、翌日の予定を考えると、少しでも先に行く必要があった
それで、別の場所を予約したのだ
しかし、この選択が悪夢を呼ぶ
お寺からの下りは階段を使いたくなかった
ちょっと危険なニオイのする階段だった
納経所の受付にいる若い女性は話しやすそうだ
お寺を下る道を聞いてみる
車道がおススメという
距離は少し長いが、車道のほうが見晴らしがいいらしい
危なそうな階段は止めて
おススメの車道を行く
確かに階段を行くより数段気持ちがいい
眺めも最高だ
ホテルバリ・イン
今日のようにお寺を多く巡るときは、スタンプラリー状態にならないように気をつけている
スタンプラリー状態になるのは初心者だから、とは限らない
ベテラン遍路にも多い
しかし、それが悪いわけではない
自分がそうしたいかどうかだ
何事も自由なのが遍路
どんなスタイルを選択するかは、自分で決めるべきことだ
私はスタンプラリーのような遍路をしたくない
だから、ときに自問する
納経帳にご朱印をもらうことを優先していないか
参拝に手を抜くなら、もはやスタンプラリー状態になっているぞと
やっとホテルに到着
着いてすぐフロントで言われたのが、このひと言
部屋の水道は飲めませんのでご注意ください
うそ~っ!
長時間歩いてきた、この喉の渇きを何で補えと言うのか
明日の水の準備はどうするのか
頭の中は不安で一杯になる
とりあえず、無料サービスのコーヒーを飲んで、気を落ち着ける
部屋の冷蔵庫には500mlのペットボトルが2本入っていた
お詫びの品だろうか
普通の人ならこれで十分かもしれない
しかし、遍路にかかると2本のペットボトルが一瞬で空になる
一息ついたら、まずは夕食だ
とりあえず、ホテルをでた
なんと、隣が吉野家、ラッキー
豚の生姜焼き定食を注文する
無料の水を明日の分までガブ飲みする
文句は隣のホテルに言ってくれ!
近くにスーパーがないかグーグルマップで確認した
あった、あった、ありました、「そごうマート八町店」の文字
行ってみると、そこはなんと安売りスーパーだった
2リットルの麦茶が1本たったの98円
もちろん2本購入
これで、思いもしなかった水不足もこれでなんとかなる
明日も無事に出発できる
ありがとう、「そごうマート八町店」
宿の情報は