更新2020年9月19日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
43日目の行程
民宿青空屋⇒別格第16番萩原寺⇒第67番大興寺⇒第68番神恵院⇒第69番観音寺⇒第70番本山寺⇒本大ビジネスホテル
民宿青空屋
今日も体調はバッチリ
朝食もしっかりいただく
ご夫妻に見送られて元気に出発
ご主人が心配そうにしていた
昨日聞いた近道
萩原寺まで、これといった目印がない
勘だけが頼りだ
ご主人には、大丈夫、大丈夫、勘はいいほうなんで、と余裕のあるふりをする
別格第16番萩原寺
ほとんどのひとが迷う道、と宿のご主人が言う
残念ながら、例外にはなれなかった
こうなれば、最初は道路を歩き、道が無くなったら、とにかく前に進んで小川を目指せばいい
どうにかして小川を渡る橋を見つけ、対岸の道路に出れば、あとは迷わないだろう
ひとの畑だろうが、小屋の横だろうが、なんだろうが、通り抜けて行く
厚かましさが必要だ
遠慮してては前に進めない
小川は見えた、橋はどこだ
このお寺は本堂と大師堂が同じ場所にはない
本堂が上、大師堂が下にある
さらに、納経所は売店が兼務している
少しややこしい
納経所でお接待をいただく
ありがたい
第67番大興寺
へんろ道はお寺の裏門に通じている
正門から入ろう
歩き遍路限定
納経所でいただいたお接待のバナナ
第68番神恵院 第69番観音寺
大興寺からの道順は民宿岡田のご主人にしっかり説明してもらった
十分わかってるつもりだった
翌日は箸蔵寺に行くのに迷い
今日も萩原寺に行くのに迷ってしまった
そんな状況下では記憶力が継続して低下するという学説が、近年学会の主流になりつつある、かどうかは定かではない
自分の記憶が飛んでしまったことはだけは、確かだ
どう行けばいいのか、全く思い出せない
もらった地図を確認しても、ここら辺は特に分かりにくい
だからご主人は何度も念を押したのだ
とにかく高松自動車道まで行き、そこをくぐること
そして、直進して財田川までいくこと
地図を見る限り、そう行けば何とかなる感じがした
道はともかく、方向は合っている
観音寺市内に入った
へんろ案内を見つけるのは最初から諦めている
最後はグーグルマップに頼ればいい
遠回りでもお寺には着ける
同じ敷地内にふたつのお寺が同居している
すごく効率がいい
お寺の上に山頂展望台があると聞いた
売店で上り口を教えてもらう
おおっ!
昔、大川橋蔵主演のテレビドラマ「銭形平次」で目にしたことがある
銭形砂絵というらしい
第70番本山寺
五重塔が解体修理中だった
本山寺の納経所でいただいたお接待
今日は納経所でよくお接待をいただく
四国にお接待の文化があるのは知っていた
お寺までそうだとは想像していなかった
本大ビジネスホテル
ここは基本、素泊まりのみ
ホテルの近くで食堂とスーパーを探す
すぐそばに中華料理の大阪王将とスーパーのハローズを発見
まずは、夕食から済ます
食後、ハローズで今夜のビールとつまみ、明日の朝食を物色していた
すると、オールドマダムからなんと1000円のお接待
このお金でまさかビールとつまみを買うわけにはいかない
いや、買うつもりでここにいるのだが、誤解されないようにしなければならない
オールドマダムが店の外に出るまで、買い物をすることが出来なかった
このビジネスホテルもマンションタイプ
違うのは、例えばビジネスホテルさつきが築40年の中古マンションだとすれば、ここは築2~3年の新築マンションだ
青空屋さんからいただいたお接待のおにぎりを部屋で食べる
朝夕は食が進む
遍路は歩くのが仕事だ
食べても食べても、肥る感じがしない
カロリーをしっかり摂っても、それ以上に身体は消費する
毎日歩いていれば、自然とそうなる
お遍路ダイエット
けっこうイケてる
宿の情報は