四国歩き遍路 48日目 驚きの接待所があったその名は仁庵
更新2020年9月24日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
48日目の行程
ビジネスホテル サンシャイン高松⇒第84番屋島寺⇒第85番八栗寺⇒第86番志度寺⇒いしや旅館
ビジネスホテル サンシャイン高松
朝食はバイキング
既製品の卵焼き、ウインナー、スパゲッティ、納豆、きんぴらごぼう、お揚げの味噌汁
ご飯、漬物、デザートにキウイ
ビジネスホテルのバイキングだと味はこんなもんか
昨日距離を稼いでいるので、今日はゆっくり出発
フロントで国道11号までの道順を聞く
国道まで出れば、あとは楽に行ける
第84番屋島寺
屋島寺へは登山道の急坂を登らなければならない
距離は2km程度とそんなに長くない
今日は土曜日だった
急な坂を登る人がいっぱいいた
ここは人気の登山コースなのだろう
遍路より登山を楽しむ人が多い
日頃の練習の成果か、老いも若きも足取りはしっかりしている
とはいえ、こちらは幾多の山道で鍛えられた遍路だ
2kmほどの急坂は敵ではない
途中休むことなく、グングン登る
呼吸はそんなに乱れない
ペースを上げる
追い越した登山者たちがあとからあとからやってきた
登山グループのようだ
やっぱり、お遍路さんはすごい
口々に賞賛してくれる
ただただ恥ずかしかった
歩き遍路ならこれが普通です
遠いのか近いのか
ここから山道を下る
なんかワイルドな感じ
第85番八栗寺
屋島寺への登りは人気の登山道のためか、道路は広く、アスファルトだった
ところが、下りは整備されていない急な山道だ
木が茂り、地面はデコボコ
ここは気をつけないと怪我をする恐れがある
ふもとまで下りて住宅街を歩く
お接待所があった
話好きのお母さんに勧められるまま、冷たいお茶と羊羹をいただく
お菓子も握らせてくれる
接待所の男性が近くの洲崎寺まで案内してくれた
ここには真念さんのお墓がある
真念は遍路の父、四国遍路中興の祖、と云われる
あまり参拝者はいないようだ
八栗寺へはケーブルカーの横の坂道を登っていく
途中「お遍路さんどうぞ」と声をかけられた
このあと、かき餅もいただいた
個人のお宅でこのようなお接待をされるところは初めて
本当にありがたく、頭が下がる思いがする
今まで相当多くの遍路がお世話になったのだろう
お礼の納め札が部屋中に貼ってあった
仁庵 榊原佳代子さん
お世話になりました
本堂、大師堂、間違って聖天堂にも参拝
納経所で願い事が叶うからと言われ、聖天堂に上がって再び参拝
第86番志度寺
志度寺に到着
雑然とした感じ
少し雰囲気の変わったお寺だ
境内でトイレを探す遍路が多数(その内のひとり)
案内板はどこだ
トイレは納経所の中にあった
もっとわかりやすくしてください
いしや旅館
宿はすぐそこ
いまにも雨が降りそうな気配
しかし、宿に入る前、夕食を済ませなければならない
今日、宿の夕食は頼んでいない
すぐ近くにガストを発見
また、お世話になるか
まだ、午後2時
なのに夕食だ
ランチを頼むつもりがメニューが気に入らない
ステーキセットにした
食後には定番のソフトクリーム
身体が糖分を欲している
今日のソフトはカタチがくずれている上、小さい
なんか、ソンした気分だ
夕食が早いと腹が減るのも速い
朝までの非常用食料をコープのお店で調達
夕食は済ませた、非常用食料の準備も完了、時間もよし、雨はぽつぽつ
よし、宿へゴー
いしや旅館に着いて思った
昔ながらの正統派旅館の匂いがする
中庭も風情がある
やっぱりね
宿の情報は