更新2020年9月26日
ハイよ~!シルバー!のおじいです。
50日目の行程
さぬき温泉⇒別格第20番大瀧寺⇒さぬき温泉
さぬき温泉
さぬき温泉には連泊する
ホテルを調べた時は観光客優先という印象が強かった
レストランにも観光客相手の豪華高額料理しかないと、あきらめていた
ところが、かけそば、天丼、その他、リーズナブルなメニューがいっぱいあった
しかも、なにかと遍路に配慮してくれる
印象が改まった
今日はお寺を往復するだけ
宿の時間を心配することもない
いつも以上にゆっくりと朝食を食べる
別格第20番大瀧寺
ホテルを出てすぐ、まさかの迂回路
今日は悪い予感がする
大瀧寺までは遠い
しかし、ただ車道を上がって行くだけだ
途中に分岐があるが、山の中の車道である
何の問題もない
気になったのは、分岐点付近に道路工事用の車両が何台か止まっていたことだ
帰り道に工事していなければいいが
お寺はもちろん、道中に自動販売機はない、とへんろ地図に書いてある
空のペットボトルはホテルの水で満たしてきた
用心のため2本分
これで水分補給の心配はない
大瀧寺は近い
到着
本当に小さなお寺だ
これで、別格二十寺はすべて参拝したことになる
別格参りはこの寺にて結願
普通自動車、マイクロバス、軽自動車、次々と遍路が到着
参拝が済むとあわただしく出発していく
次々と去っていく遍路の姿を見ながら、お寺の隅でしばらく休憩
あとはホテルに帰るだけ、急ぐ必要もない
さぬき温泉
帰りは同じ道を戻るだけだ
そう安心して歩いていると
分岐点に止まっていた工事用車両が動いている
旗を持った作業員がお遍路さんこっちこっちと来た道と違う道を指さす
舗装工事のため、歩行者も通れないそうだ
予感的中
なんで悪い予感ばかり当たるのか
へんろ地図を見ると迂回する林道はかなりの遠回り
ここで、長時間の歩きが追加されるとは
まだまだ修行が足りてないらしい
結局、塩江温泉郷を過ぎた先まで歩いて国道に出た
塩江温泉街を右手に見ながら、国道を戻る
そして昨日歩いたように、国道から外れてさぬき温泉まで帰って来た
工事がなかった距離の3倍は歩いた
もう修行は十分だと言ってくれ
肉体的にも、精神的にも疲れた
エネルギーを補充
かつ丼を食べ、風呂に入って、しばらく部屋で横になる
夕食は天ぷらうどんにビール
待ってました
やっと讃岐うどんを味わえた
ホテルのレストランは専門店ではない
本当の讃岐うどんかどうかはわからない
だが、すごく美味しかった
うどん専門店ならどうだっただろうか
部屋の風呂に入っている時、うかつにも、大浴場を利用しなかったことに初めて気づいた
あとで部屋の風呂も温泉と聞いた
すこし後悔が和らいだ
明日はまた、結構な距離を歩くことになる
ホテルに早立ちを伝えると、朝食を早めに準備してもらえることになった
遍路だから、かどうかはわからない
が、やさしい気遣いはうれしい
宿の情報は