ハイよ~!シルバー!

十年来の夢だった歩き遍路。定年と同時に四国八十八ヶ所と別格二十寺を通しで歩きました。その体験を発信しています。

四国歩き遍路 歩く距離、スピード、わたしのスタイル

 

ハイよ~!シルバー!のおじいです。

 

四国遍路を歩き始めて、3~4日過ぎるとだんだん慣れてきます。

 

その頃に自分のスタイルを決めておくと、その後無理なく歩けます。

 

例えば、何時に出発するとか、休憩をどうするとか。

 

もちろん、行き当たりばったりの旅でも、修行と考えれば悪くはないと思います。

 

今回はわたしのスタイルを紹介します。

 

 

宿の確保

 

これを一番優先しました

野宿する、あるいは善根宿*1に泊まるのも面白いとは思います

 

しかし、中年以上はゆっくり休んで疲れをとることが大切

まだ若いと錯覚してはなりません

 

だから、遍路宿、宿坊、ビジネスホテルを中心に宿泊場所の候補を決めました

 

自分が歩ける距離

 

平均すると1日40km歩く遍路もいます

 

わたしにはとてもマネできません

 最長30kmくらいにして、スケジュールを立てました

 

自分が何キロ歩けるのか、把握しましょう

 

歩くスピード

 

山道と平坦な道、雨の時と晴天の時では当然スピードが違います

 

平坦な道ならば、午前中は1時間に5km、疲れた午後には1時間4kmのペースを目標にしていました

 

ただ、遍路は競争とは違います

早くまわることに、何の意味もありません

 

遅くても早くても、自分のペースが一番大事です

 

国道では1kmごとに表示が出ます

これを利用して時間を計ると、ペースが簡単にわかります

 

宿の到着時間

 

ゆったりとしたスケジュールだったので、だいたい3時前には到着

遅くても、5時ごろ(例外が1度だけあります)

 

早く着いたほうが、風呂や洗濯の段取りがいいです

 


宿の出発時間

 

朝食なしで暗いうちに出発する遍路もたくさんいたようです

早朝は涼しい、国道など道路の交通量が少ない、長時間歩ける、のがその理由です

 

こちらは朝はゆっくりと食べ、支度を整えて、たいてい1番最後に出発していました

だから休養も十分

 

体調を考えて、判断しましょう

 

休憩

 

脚がよほど疲れた以外、ほとんど休憩せずに歩きました

 

休憩の目的は主にマメ予防、足を乾燥させるためです

 

地元で歩きのトレーニングをしていた時は、約5kmごとに休憩をして、足を乾かしていました

 

でも、わたしには別のマメ対策のほうが有効でした

 

 

それと、休憩すると歩き始めに足の痛みがあり、休む前のスピードに戻るまでに時間がかかりました

 

休むよりそのまま歩き続けるほうが、テンポよく歩けたのです

 

これこそ、自分のスタイルで決めてください

 

昼食

 

昼食は食べません

 

昼食のため休むと逆に足の裏が痛くなったからです

また、まとまったものを食べると、完全に歩くスピードが落ちました

 

そもそも、日常でも昼食は取らないことが多く、たいして気になりません

ただ、水分補給と飴などの糖分摂取はこまめに行いました

 

昼食を簡単に済ます遍路は多かったと思います

 

 

以上です。

 

それでは、また。

*1:無料で宿泊させてくれる施設